英語の辞書で「System システム」を引くと、
制度、組織、体制、社会秩序、体系、系統、身体などなど
多様な意味で使われていることが判る。 その中で目を引くのが、
「整然とした手順、秩序」
と言う説明があり、なるほどなぁと感じた。
「整然とした手順、秩序」ということは、システムと呼ぶためには、整然としていることが大切なんだろうと感じる。 整然としているとは、「正しく整っている」と云う意味であるから、理に適っていないこと、判り難いことをむやみやたらにシステムと呼ぶのは好ましいことではない。
IT、ICTに於いても、理に適っており、判り易く、且つ正しい情報処理や情報提供に供することができるものが、「○○システム」と呼ぶに相応しいのだろう。 情報処理は、通常企業の業務を手助けし、その品質と効率に寄与しなければ意味がない。 そのためには、理路整然と利用者に判り易いものが求められる。 自分がその様な観点で企画や設計ができているのだろうか。 今一度見直してみようと思う。
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