テレビ報道で見た「新聞配達所」のご苦労

 読まれなくなった新聞に関する話題は色々あるが、各新聞配達所は購読者の目減り防止、しいては新規購読者の獲得に大変なご苦労がある様だ。

 新聞を配達して貰っている側の感覚としては、特段気に止めることがないご苦労も多々ある。 例えば、かなり以前からではあるが、雨の日に投函される新聞がビニールの袋に入れられる様になった。 確かに雨に濡れた新聞はどうしようもなく、乾かしても紙がよれよれになり、ページをめくるのも儘ならない。 こんなことへの配達所の配慮でビニールで封をする様になった。

 折角の配達所の配慮も見方を変えれば、最近話題になっているレジ袋と同じ様にプラごみ公害の一因になるのかも知れない。 全てにおいて良いことばかりとは行かない様だ。

 テレビ報道では、最近雨の日以外もビニールで封をする配達所があるらしい。 天候不安定な昨今、万が一の夕立対策かと思いきや、「花粉対策」だとの説明だった。 花粉症ではない小生にとっては思いもよらぬ理由だった。 未明に投函された新聞を朝ページを捲るだけでくしゃみが出るという購読者との雑談を聞いてその様な対処をすることになったと云う説明だった。


 花粉とは無縁の筆者にとっては、なるほど!と言ってしまうようなことだった。

 この様なサービスのために自動包装機なるものが存在する。 新聞に限らず濡れや汚れを避けたいものを手早くビニールに封入する装置である。 素人が思いつく様な便利道具は大抵存在する。

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